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【足の甲の変形】

一野式筋肉骨調整法

代表 一野 恭範です。

本日も一野式ブログをご覧頂きありがとうございます。

昨日のブログでは、坐骨神経痛5点療法の5つのポイントについてお伝えしましたので、今日からはそのポイントが「なぜ歪み」・「歪みを治すとどうなるのか?」について書いていきたいと思います。

まず1つ目のポイントである【足の甲の変形】から解説します。

一野式の検査法では、足の状態は精密に視診・触診することを大切にしています。

その理由は、足の変形の状態を精密に診ることで股関節や腰の状態を推測できるからです。

では、なぜ足の甲は歪んでいくのでしょうか?

その答えは

【重心の位置】です。

足は構造上、内側アーチよりも外側アーチの方が低くなっています。その為、地面との接地面が広いのは内側よりも外側となり、接地面積が広い分重心の安定感を保ちやすくなります。

そういった構造的な観点から、ほとんどの人は無意識になると自然に外側重心になる傾向が多くなります。

そこから、過度に外側重心が続くと腓骨側の筋腱が緊張し、足の足根骨や中足・趾骨を外側に向けて牽引力が働き、足の甲高方向に変形していきます。

甲高に変形することにより、足の趾骨の力はさらに減退し、足の外側と足関節を主体とした重心となり、さらに強い甲高変形となっていくのです。

逆に早期にこの変形を判断し、一野式専用道具で骨を軽くコンコンと刺激しながら整える事により足の内外側の重心バランスが良くなり、上に繋がる下腿骨・大腿骨・骨盤・腰椎と安定した骨格を作ることができます。

結果的に、坐骨神経痛に関係する筋肉・神経・骨格に対して正常な働きに導くことができますので、神経痛からくるシビレや痛みが解決していきます。

また、座骨神経痛には人それぞれ特有の変形があり全ての原因が甲高だけではなく、逆に扁平足からくるケースもあります。
中には、症状があるのにも関わらず変形や歪みがない方もいます。

そんな時はとっておきの視診・触診法がありますので後日お伝えしていきたいと思います。

但し、坐骨神経痛は甲高変形の方がほとんどですので、今日のメルマガの内容を参考にして日々の治療に活かして頂けますと嬉しいです。

次回は2つ目のポイントの【下腿全体の変形】についてお伝えしていきますので、楽しみにお待ち下さいね。

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本日も最後までご覧頂き

本当にありがとうございました。

一野 恭範

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